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アーケードゲームについて
その昔は、そもそもゲームはゲームセンターでするものであって家庭でできるものではなかった。
グラディウスやダライアスみたいな、100円で何時間も遊べるようなゲームであってもゲーセンに置いてあったし、それが普通だった。そして下手くそなやつからコンテニュー料金を得ることで、収益を賄っていた。
ファイナルファイトとかのベルトスクロールアクションもそう。下手くそから金を得るビジネスモデル。
でもみんな上手くなってきて、これじゃあ金にならんとなって、たまたま大当たりしたのがスト2。これは対戦ゲーなので、必ず勝者と敗者が生まれる。敗者は2,3分で100円を失う。
勝者は続けてゲームをできる。強いやつは何時間でもできるし、それに挑戦する下手くそがポロポロ金を落としていく。
これがボロ儲けで、格ゲーブームが起きるわけ。
しかし格ゲーも飽きられて、音ゲーが当たる。
2-3分の曲を3-4曲、プレイ時間15分くらいで200円。そりゃあ流行る。
最近になってプレイ時間が保証されたゲームってのが流行っている気はする。
マジアカは予習とトナメ予選までは保証だし、ボーダーブレイクはクレ投入で直接プレイ時間が伸びる。
しかし時代の流れは残酷で、マジアカのウリだったタッチパネル操作で全国オンライン対戦は、もはや日常になったし、ボーダーブレイクも然り。マッチングさえどうにかなれば家庭でもできる実情。
じゃあ次の一手はどうするか、となると。
実体のあるカードを使ったゲームや専用の大型筐体のゲームになる。
格ゲーは家でできる、オンライン対戦も余裕となるとアーケードゲームの利点はハード面でしかない。
空と星のパラドクス?忘れたけどコックピットに乗り込むやつとか、艦これアーケードとか、三国志とか。
他には電車でゴーとか、ガンシューとか、家庭ではできないであろうというジャンルでなんとかやっていこうという現代。
アミューズメント施設として生き残ることはできるのか。
戯言
すきま時間をいかに取っていくか、金に変えていくかが最近のトレンドな気がする。
ゲーム業界もすっかりスマホゲーがメインストリームだし、仕事方法も隙間時間でスマホポチポチ、でできることが格段に増えた。
5分アニメが増えつつあるし、一話完結3本立てってものも主流になってきてるかも(私がそういうのを最近よく見る、ってだけかもしれないが
漫画でも、Twitterの4p漫画から書籍化ってパターンが多い。ニコニコ漫画やpixivコミックみたいな短いページで完結させる漫画が増えた。
飲食店(主に居酒屋)であってもそうなのかもしれない、と改めて実感した。どっしりと腰を据えて飲み食いする場、そこに行く前の時間つぶし(0次会)、2軒目3軒目はいわずもがなで、ちょっとずついろいろ食べたい、ってのがニーズなのかと思った。私もそのほうがいい。